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2012年9月25日 (火)

ゴンベの森へ行ったり、恋愛したり(?)

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な~んてことを時に思う、ぐるぐる…の毎日の中で、また素敵な本に出会いました!
 
『アフリカ旅日記 ゴンベの森へ』星野道夫(メディアファクトリー)
 
私は、星野通夫さんの写真・エッセイともに大好きなのです。
星野さんといえば、すぐに浮かぶのがアラスカですが、この本は、ジェーン・グールドのフィールド、タンザニアのゴンベの森を訪れたときのお話。
 
私は、星野道夫さんのことも、ジェーン・グールドさんのことも、『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』という映画で知ったのです。もう、かなり前のこと。
そんなこともあり、とても興味深く読みました。

星野道夫さんの言葉には、いつも心の深いところを刺激されます。
 
人間は理想だけではなく、現実との折り合いをつけながら、その振幅の中で日々を生きている。
 
一匹のクモが、雨露に濡れた草むらで糸を張っているのだ。クモもまた夕立ちに濡れたのか、雲間から射し込む陽を受けて光っている。そしてゆっくりと、確実に、どれだけ美しい糸を織っているかも知らずに、自分の仕事を果たしている。そんな何でもない風景に、ぼくも、いつも魅きつけられた。その土地に特別にあるものではなく、どこにでも共通する世界を発見することが、不思議で、面白かった。
 
ひとりの人間の一生の記憶の中で、光を放ち続ける風景とは、一体何なのだろう。忘れ難い思い出がうそにように遠く去り、何でもない一瞬がいつまでも記憶の中で生き続けることが、きっとある。

 
等々、今回もたくさんの素敵な言葉に出会いました。

この本を読んだことで、もっとジェーン・グールドさんの本を読んでみたくなったし、元々親近感を抱いているチンパンジー・ゴリラ・オランウータンに会いに行きたくなってきました。
動物園くらいにしか行かれませんけれど sweat01

そして、第四番までしか観ていない『地球交響曲』の最近のものも観に行きたくなりました。
 
こんな風にして、1冊の本から広がっていく世界。
何だかいいな~ confident
 
そして、もう1冊、私の心を潤してくれた本は、
『スノーホワイト』谷村志穂(光文社文庫)
 
帯には、“ 心に傷を負った40代女性と、大学生の男子の恋愛が胸に沁みる一冊 ” という言葉が。
主人公が同世代ということもあり、何だか感情移入してしまいました。
恋愛の中で、自分でもわかっているのに、カッコワルイ振る舞いをしてしまったりする瞬間…。何だか、こういう感情、愛しいな…なんて思ったり。
どうして、このひと言に、涙腺を刺激されてしまったんだろう…。なんて、思いがけず意外な自分の気持ちに気づいたりもして。
すっかり物語の中に入り込んだひとときでした。
  
               

読書の秋。
ここにいながら、いろいろな世界を旅している私です♪
 
そういえば、先日、石田衣良さんはこんな言葉を wink
 
40~50代の人生の秋は素敵な時間です。
食欲の秋も人生の秋もたっぷり楽しもうね。
  
人生の秋、色彩豊かな素敵な時間にしたいものです shine
    

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コメント

こんにちは~

夏と秋とが綱引きしている今日この頃・・・
今は、やや夏が優勢 ( 笑

いつも素敵な575ですが、今回のは特別に☆
写真とも、つかず離れずで絶妙に合っていますね(^^

一冊の本から、次々と広がっていく世界。
本当に素敵な心の旅ですよね。
たぶん、広がり方は人それぞれなのでしょう。
そこが、また面白いですね。
一冊の本を読んだ後、次に何を読んだか、色々な人に尋ねたら・・・
興味深い結果が出そう(^^

カタツムリ、今日も出会いました。
ゆっくり進めってことかしら♪

☆夕ひばりさんへ
 
こんばんは~♪
575、嬉しい言葉をありがとうございます。

今日は、確かに夏が優勢でしたね ^^
明日は、秋の勝ちかな?

book 本の旅、楽しいですよね。
ちょっとしたきっかけで手にした本から次々に世界が広がって。
最近、いろいろなシンクロが起こっていて。
この星野道夫さんの本と同時進行で読んでいた本に、星野道夫さんのことが出てきたり。
なかなか楽しい出来事に遭遇しています♪
 
そうそう、すでに、業者の方が窓の外を行ったり来たりしています~。
昼間家にいる日はなんだか落ち着きません ^^;

>ゆっくり進めってことかしら♪

そうかもしれませんね♪

そういえば…。
毎日利用するバス停の近くの家に蜂の巣があるんです。
その家の方、気づいていないのかも…。
ぶ~んと次々に巣から出て行ったり戻ってきたり。
バスを待っている間、ついつい気になってしまいます ^^

pen朝晩はすっかり涼しくなりました。もう、2階の部屋でも寝る時は窓を閉めないと寒いくらいです。
それが、夜が明けて昼近くなりますと徐々に気温が上がり、日向を歩けばまだまだ暑いほどです。今年の夏は只者ではないと申しますか、自然界もリセットを繰り返しながら、行ったり来たりしている様です。

最近は推理小説しか読まなくなりましたので、読書に関しましては風音さんのご見解を頷きながら拝聴するのみです。そう言えば、昔の好き想い出などは、総べて断片的です。立派な作家の如く大した目的や集大成も無く、その時その時の思い付きや行動ばかりで生きて来たからかも分かりませんが。それが自分の生きてきた過程なのですから、今更仕方ありませんが・・・。

私事ですが、過去に録画した東西の映画が3千本強ありまして、それを整理しDVDへ変換して子供らに残す作業をしております。全盛期の作品の凄いのが殆どあるのですが、残念ながらテープですので、劣化して駄目になったものもあり、悔し涙を飲んだりしながらの日々です。最終的には何本になりますか。
しかも、テープはベーター(ご存知でしょうか?)ですので、ビデオデッキはこの世に存在せず(ネットオークションには少し出ていますが)、修理屋で修繕しながら苦労しております。

書物でも映画でも表現手段が異なるだけで、それの持つ目的や意図は同じです。パソコンに映像を映しながら、今改めて昔の名作に惹かれたりしております。始めてから終了まで1年は掛かりそうです。私の人生の秋です。


「あるがままに」  坂村真民

才なき人は才なきままに
処するがよい
花にたとえるなら侘助のように
鳥にたとえるならみそさざいのように
おのれの花を咲かせ
おのれの歌をうたい
嘆かず訴えず
なにごともあるがままに
生きるのが一番よい

☆道草さんへ
 
こんばんは♪
 
>DVDへ変換して子供らに残す作業
 
とても素敵なことですね!
それにしても、3千本! すごいですね。
ベーター、もちろん知っています。
私が大学時代一番仲良くしていた友人宅はベーターでした。
なので、お互いに貸し借りできずにいたんです。

いろいろなものが消えていき、新しいものへと変わりますよね。
便利なのか不便なのか…。

私の読書も、好きなものを読んでいるだけで。
時に、現実逃避しています wink

「あるがままに」 ありがとうございます♪
時にそういう気持ちになったり、今の自分に無いものを求めてしまったり。
相変わらずジタバタとしています。
最近は、これも私なのね…と思っていますが ^^;

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